工藤元(kudogen)公式 映画・ドラマ評論家

工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマが大好きで、年間200タイトル以上を視聴しています。工藤元(kudogen)公式では、私が実際に視聴した映画・ドラマを、あらすじ・ネタバレでご紹介。感想・解説・評価もあわせてご紹介します。

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ドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード5「助け」あらすじネタバレ登場人物伏線解説Amazonオリジナル『Homecoming』

投稿日:2020年5月19日 更新日:

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』シーズン1エピソード5「助け」のあらすじをネタバレで、伏線ストーリー、結末ラスト、登場人物と人間関係、感想や評価を詳しく解説しています。

※全シーズン全エピソードのあらすじ(ネタバレ)、製作・監督・俳優キャストについては別記事で詳しく解説しています。

『ホームカミング Homecoming』全シーズン全エピソードをあらすじネタバレで解説。登場人物・人間関係、キャスト、結末・ラスト、感想・評価も紹介

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』各エピソードのネタバレあらすじ

シーズン1

シーズン1の各エピソードについては、他の記事で詳しく解説しています。

シーズン2

  • シーズン2エピソード1「」
  • シーズン2エピソード2「」
  • シーズン2エピソード3「」
  • シーズン2エピソード4「」
  • シーズン2エピソード5「」
  • シーズン2エピソード6「」
  • シーズン2エピソード7「」
  • シーズン2エピソード8「」
  • シーズン2エピソード9「」
  • シーズン2エピソード10「」

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード5「助け」のネタバレあらすじ(概要)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

ホームカミングでは入居者同士も話はしますが、みな戦地でのPTSDに悩まされているようです。ウォルターとハイディはお互いにいたずらし合うなど仲が良くなっていますが、他の職員のクレイグは必ずしも快く思っていません。ハイディがハーモニカをウォルターに与えた報告があり、コリンは入居者を助けるな、データを取ることに専念しろと警告します。

現在、トーマスはシュライアを訪ねますが、シュライアは記憶だけでなく妄想や行動障害を起こしているように見えます。施設で何が起きたのか疑念が深まります。一方でコリンはハイディから電話をもらった事から、ハイディの様子を見に行きます。自分の事を覚えていない様子に安心しますが、ダイナーでトーマスの名刺を見つけハイディまで調査が迫っていることを知り焦ります。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード5「助け」のネタバレあらすじ・伏線・ストーリー(詳細)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

ウォルターのいたずら

ハイディはショッピングモールを歩いています。化粧品売場に目を向けると、店員が微笑んできます。「プロンパーって何?」「リップよりもどろっとした化粧品ですよ」店員からいつもの美容法は?と聞かれますが、ハイディは「美容法と言われても・・・」といった調子です。最近はあまり化粧もしていないようで、勧められたプロンパーをつけますが、ホームカミングの施設に着いたら、車の中で拭き取ってしまいます。

ホームカミングでは、ウォルターが受付の女性と楽しげに話しています。受付の女性に何かついてると言われます。プロンパーの残りです。気にせず部屋に向かうハイディを見ながら、ウォルターは「90秒後に電話をかけて」と受付の女性に言います。女性はニヤニヤ笑って時計を見ながら電話をかける準備をします。

ハイディは自分の部屋にもどり、デスクに座ります。なにか違和感があります。ペンやホチキスを取ろうとしますが動きません。接着剤でくっつけられているのです。ウォルターのイタズラと気付きニヤリとしたとき、電話がかかってきます。出ようと受話器を取ると、受話器もくっつけられていて電話機ごと持ち上がってしまいます。ハイディは思わず笑ってしまいます。

トーマスは清掃作業者のマネージャーを訪ね、作業員として働くシュライアを紹介されます。国防総省のトーマスと名乗り名刺を差し出しますが、シュライアは虚ろな目で取ろうとしません。ウォルターの名前やホームカミングに志願入所した話をしますが、反応がありません。名前を呼んでも反応がなく、「聞いてます?」と確認するとようやく返事があります。

ウォルターの事を聞くと、「俺はウォルターを残して出た」と返事します。その様子を離れたところから、マネージャーが心配そうに見ています。「ウォルターとハイディが話しているのを見たことは?」「帰ってくれ」「心配無用です。ここで聞いた話は極秘としますから。ただ、ウォルターとハイディの間に何があったかを知りたいんです」「ウォルターに何があったかって?奴はハイディを信用してた」シュライアはそういいながら、ゴミ袋を開こうとしますがうまく開けません。細かい動きにも何か支障があるようです。それを見かねて、トーマスが代わりに開いてあげます。

シュライアは、マネ-ジャーがこちらを見ていないのを確認しながらささやきます。「俺は警告したんだ。木の事を話した」「何を警告した?」「連中は隠れていたんだ。だが、俺はうまく説明できなかった。それを、ハイディが聞いていたんだ」トーマスが何か言おうとすると、突然「しっ!」とシュライアがトーマスの口を手でふさぎます。

それを見たマネージャーがゆっくりと近づいてきます。シュライアは我にかえりトーマスに「すみません」と告げて、握手するフリをして何かを渡します。「これを持っていって」トーマスは「ハイディは何を知っていたのか?」と詰め寄りますが、シュライアは無視して掃除しています。トーマスは手を開きますが、シュライアから渡されたのは単なる1枚の葉っぱでした。

ハイディの仕返し

ホームカミングでは会話のレッスンです。不快な事を誰かに言われた時に備える練習だ、と講師のクレイグは言います。旧友と酒を飲むロールプレイをするようです。入居者から志願者を募りますが、誰も手を挙げません。入居1週目のエンゲルを指名しますが、「あなたと友だちだということを想像できない」と冗談を言い、入居者はみな笑います。もちろん違和感はあるというクレイグに対し、他の入居者から「帽子を取ればなんとかなるかも」とさらに冗談が飛びます。

そこにハイディが近づき、「ウォルターがやる」と指名します。ウォルターがOKと答え、ハイディとロールプレイを始めます。ハイディが会話を始めます。ウォルターの旧友の設定で「お前がいない間に親友ができた。今からスポーツを観に行くんだ、お前もいきたいか?」と聞くと、ウォルターが「いいね!ぜひ行きたい」と乗ってきます。しかしハイディは「でもチケットがない」と冷たい返事をします。

ハイディが「今も興味があるのか、楽しいことに?」と聞き、ウォルターは「ないよ、ずっと銃を磨いていた」とふざけます。講師はそれを見て止めようとしますが、ハイディは続けます。「それでこれからどうするんだ?」「2週間ぐらい休んで、西海岸に行こうと思う」「いいね、心機一転だ。でも、仕事はどうする?」「菓子職人か、ヨガの先生か」「ヨガを知ってるの?」「まあ、なんとかなるさ」

ハイディは続けます。「新たな町に出て友だちもいない仕事もない、それでどうするんだ?」ウォルターは答えに詰まったので、話を変えて「お前は何かやってるのか?」と聞き返します。ハイディは「退役軍人を支援している。ただ、やる気のある人だけをね」と嫌味を言います。

ウォルターは「その前は?何をやっていたんだ?」と聞き、ハイディは少し間をあけて「受付から人事部に昇進してクビになった。それで実家に戻ったら不倫の恋に落ちて、すべてを捨てて別の州に引っ越したら、予想に反して破局した。また地元に戻って事務や倉庫、ウェイトレスで働いて、結局ソーシャルワーカーになった。修士号を取ってから、退役軍人病院で働いた後にここにいる」

ウォルターは「やりがいはある?」と聞きます。「もちろん」「僕も見つけるべきかな?」「そうでもないかも」とハイディは立ち上がり、ウォルターに「接着剤は乾いたわね」とささやきます。ウォルターが「何のこと?」と立ち上がろうとすると、ウォルターのお尻と椅子がくっついています。ハイディの仕返しに、みんな大笑いです。講師はウォルターと仲の良すぎる様子を、渋い顔で見ています。

ペリカンを捕まえる

時は現在、コリンがレンタカーの列に並びながら、ガイスト社にハンズフリーの電話をかけています。「今週末に葬儀なんだ。月曜日は出社する」と言い、たまたまテレビで流れた「ミルウォーキーは吹雪になる」というニュースを見て、行き先はミルウォーキーなんだ。雪だから急ぐよと言います。

レンタカーの店員が「ご愁傷さまです。私も最近祖母を亡くしたのよ」と言うので、コリンは「お悔やみを」と言いますが、「実は何度もね。ダンスの練習がある時に死んでもらうのよ」という返事です。店員の悪い冗談にコリンは怒って、早くキーを寄越せと言います。外はタンパです。ミルウォーキーは全くの嘘なようです。

エンゲルがホームカミングを歩いてきて、部屋に入ってきます。部屋ではウォルターと他2人が何かを作る相談をしています。エンゲルが何の話?と会話に加わると、ウォルターは「エンゲルはケンタッキー出身だっけ?と聞きます。「怒るぞ、アラバナだ」「罠を作れる?」「罠?餌をまけ」みな、エンゲルが罠を仕掛けられると知り喜びます。

真夜中になると、ウォルター達は備品庫から色々と道具を持ち出します。食堂でペンギンを捕まえる罠を作っているようです。ウォルターとエンゲルは、外にしかけた罠を見ながら、ストロベリー・モーニングという食べ物の話をします。中に入っているのがイチゴなのかブルーベリーなのかで言い争いますが、エンゲルが「親父がその店で働いていたんだ」と言います。「俺もここを出たらそこに行く、今夜出れるかもな、アラバナへ。バスに乗ればすぐさ」「バスのりばまではどうやって行く?」「歩くさ」「周りを見てみろよ、沼地だぜ。かなり広いんだ」

エンゲルは「家に帰りたい」と呟きます。「戦地でつらい経験をしてやっと帰ってきた。なぜ帰れないんだ」ウォルターは「ここでスムーズに帰国移行できるように支援している」と言いますが、エンゲルは「俺たちの問題は治らないさ。連中がここでやってるのはままごとみたいなもんだ、真剣じゃない」と答えます。「でも金はかけてる。投資してるんだよ、政府がな」「いくら?」「1人につき10万ドルだ」「高額だな、その見返りは?」「ここを出たら仕事につくし家を買う、納税者になるんだよ」突然、何かの動物のうめき声がします。何かかかったようです(ここでは示されませんがペリカンがかかります)。

コリンのハイディへの接触

現在、ファット・モーガンズ。ハイディがウェイトレスとして勤めるダイナーの前です。コリンが、車の中でハイディとどう話すか1人で練習しています。まずは脅しから始めます。「慎重になるべきだ。ハイディ、君が俺を脅す気で電話しているなら警告しておく」これは違うという感じで、首を横に振ります。次は懐柔です。作り笑いをうかべ「ハイディ、君の将来がかかっている。だから来たんだ」この路線で行くようです。コリンはサングラスをかけ店に向かいます。

ダイナーでは、ハイディがキッチンにバーガーを早く出せと言い争いをしています。グラスが割れる音がしてハイディはホールに戻ります。コリンが来店しますが、ハイディはコリンであることに気付かず、お好きな席へどうぞと言います。コリンはハイディが自分を知らない様子を見て驚いて、サングラスを外します。

コリンは席につき、忙しく働くハイディの様子を不安げに見ています。ハイディが注文を取りに来ますが、全くコリンの事に気づきません。ハイディが沢山のおすすめ料理を長々と言い始めたので、コリンは途中で遮り「チャウダーにする」と言います。コリンは、ハイディの記憶が戻っていない事に気づき、安心して笑います。

お会計です。18ドル50セントと言われ、コリンは「20ドルしかない。チップが少なくてすまない」と謝ります。ハイディは大丈夫よと、カウンターの上の大きな瓶を指差します。「名刺を入れたら良いことあるかもよ」瓶には「一攫千金」と書かれて、何枚かの名刺が入っています。コリンは国防総省トーマス・カラスコの名刺を見つけ、驚いてその名刺を取り出します。

コリンはガイスト社の受付に電話します。トーマスの名前を告げ、調べるように命じます。「あいつはハイディを利用しているんだ。あと2・3日して問題を片付けたら帰る」と言います。

コリンのハイディへの警告

コリンは妻リディアと、上司ロンの家に向かいます。ハンズフリーの電話で、クレイグという職員から、「ハイディがハーモニカを持ってクルーズの部屋で2人きりになっていた」と報告があります。ハイディは何をしてるんだ?とコリンは文句を言います。

ロンの家に行くとダイニングでロンが料理の準備をしています。リディアは良い家ねと褒め、妻2人は庭に出ます。ダイニングでは、ロンが料理の準備をしながらコリンと2人で話し始めます。「ホームカミングはどうなってる?」「順調ですよ。今はオフィスビルですが、健康センターが完成すれば良い施設になります」ロンは丸鶏の腹の中から雑に内蔵を取り出します。コリンはそれを見て顔をしかめます。

「いい気分だろ?1日仕事を休むって」とロンに聞かれ、コリンは「正直いい気分とは言えません」と答えます。ロンに「良くない?」と非難されると、あわてて「最高の気分ですよ」と言い換えます。ロンはコリンの切り替えに「それが君の魅力だ。古臭くて頭が切れる」と言い、いきなり鳥の首を包丁でたたき切ります。コリンはビクッとします。

ロンは「この仕事がうまくいけば昇進だ。農場にいるガイスト氏に会わせるよと言います。愉快な人なんだよ」とコリンに笑って言い、真剣な顔になり「準備は整えたんだ。うまくやれよ」と失敗を許さぬ口調で命じます。コリンはワインを飲み干し、「娘のシッターに電話する」と言い外に出ます。

コリンが電話したのはハイディです。「ホームカミングでの俺達の任務は何だ?」とコリンに聞かれ、「帰還兵のPTSDを抑制でなく根絶することです」とハイディは答えます。「それで?」「それで…そのために、彼らに薬を投与しています。トラウマ的な記憶が引き起こす有害な反応をなくすためです」

コリンは「君もこのやり方に賛成なんだよな?」と念を押します。ハイディは「もちろんです。何か否定的な報告が?」と気にします。「報告があったかどうかは関係ない。ちゃんと仕事しろ」「そうではなくて、何か否定的な報告が誰かからあったのかと思って…」「実はそうだ。君とクルーズがこっそり会っていたという報告があった」

ハイディは驚き「なぜそれを知ってるの?」と聞きますが、コリンは「俺の施設だからだ」と高圧的に答えます。「2人で何をしてたんだ?」「確かに不適切に見えるかもしれませんが、プライベートな事なので・・・」コリンは強く言います。「問題は君がしたことなんだ、ハーモニカをあげただろう?」「それが何か?」

「そういう物の影響を考えなかったのか?消すべき記憶に直結している物だろう。ハイディ、記憶はどうやって呼び起こされる?音や匂いなど複数の刺激によるんだ、なぜあんな物を渡したんだ。そのために大きな障害が生じるかどうかわからないが、質問は1つだ、君は故意に渡したのか?仕事をダメにするために。もしくはバカで無邪気なだけか?」

「いえ、私はウォルターなら大丈夫かと・・・」「正確なデータを取ってきた、これまでの努力を無駄にするな」「私はただクルーズを失いたくなくて…」「つまり感情的になったわけじゃない?仕事をしようとしただけと?」「そうです」

「なら俺の言うことをよく聞け。助けようとするな。お前の仕事は、記憶を聞き出し観察しデータを取るだけだ。また隠れて何かやっても必ず突き止める。その時はお前はクビだし、ウォルターも無事では済まない。だから私情を挟まず仕事しろ!」コリンは強くハイディに言い、電話を切ります。

ハイディが部屋に入ると、デスクの上に大きなペリカンがいて鳴き声を出します。おそらくウォルターのイタズラですが、ハイディは言葉を失います。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード5「助け」の感想・評価・解説

エピソード5のタイトルは「助け」。『ホームカミング』は全般的にそうなのですが、エピソードの内容を全体的に表すのではなく、ちらっと出てくる言葉(しかもさほど重要でない)をタイトルにする感じがしますね。これはどういう意図があってそうしてるんでしょうか、よく分かりません。エピソードの内容としては、ウォルターとハイディがお互いいたずらをしあって仲を深めていくので、全体としては「いたずら」とかのタイトルのほうがしっくりくると思います。

ハイディはウォルターを人間として尊重するため分かり合っていくのですが、任務としてはウォルターを友人でなく1人の治験者として見なければいけません。ラストシーンでウォルターがペリカンを捕まえて部屋に放ったいたずらの「やりすぎ感」が、ちょうどハイディがコリンからウォルターに特別な感情を持つなと警告された直後に起きたことによるシンクロ感があって、2人の関係性を示す良いラストだったと思います。

また映像としてはボスのロンが丸鶏を少し乱暴に取り扱うシーンが、ロンとコリンの間の関係性や、ガイスト社の非情さを象徴しているかのようで、良かったです。

ストーリーとしてはホームカミング、そしてコリンとハイディのプロジェクトの目的が、はっきりと本人の口から語られ明らかになりました。「戦地で辛い体験をした帰還兵のPTSDを一定期間の投薬によって根絶する」というものです。

それだけなら問題無さそうですが、コリンとハイディの会話からすると、おそらくこのプロジェクトは、投薬により過去の辛い記憶を削除または呼び起こさないように抑制する方法により行うため、様々な副作用があるようです。

まだはっきりとは暴かれていませんが、治験者が妄想症になったり衝動を抑えられなくなったり、記憶障害になったりする副作用が起きるということなんでしょう。シュライアがおかしくなってしまったり、ハイディの記憶が失われてしまったりしているのも、おそらく投薬によるものと思われます。

ハイディとウォルターに起きた何らかの事件が、このホームカミングプロジェクトを無かったものにしてしまったと推測できるので、エピソードの後半では何が起きたのかが徐々に明らかになっていくと思われます。ハイディが記憶を取り戻していき、トーマスの調査が進むのに加え、現在のコリンがハイディに接触し始めたことで、現在でも何かが起こるに違いありません。楽しみですね。

さて蛇足なんですが、こういったアメリカの最近のドラマ(特にサスペンス系)は、複数の時系列のストーリーを交互に描いていき、過去にあったことと現在に起きていることを同時に見せていく脚本が多いですよね。例えば『LOSTロスト』とか『True Detective/二人の刑事』とか。

こうした手法は面白いのは面白いんですが、たまに今起きているストーリーが過去なのか現在なのか分からなくなることもあります。それを避けるため、例えば『LOSTロスト』では時代背景を全く異なるものにするとか、『True Detective/二人の刑事』では見た目を白髪やハゲにしています。

では『ホームカミング』はどういう工夫をしているかと言うと、過去の映像は画面の幅を広くして、現在の映像は画面の幅を狭くしていて、視聴者にいつの話か分かるようにしています。

ただ、ドラマに感情移入してしまうと、一見ちょっと分かりづらいところがあります。ハイディやコリンを少し老けさせて違いを出しているのは分かるんですが、もう少し何とかして欲しかったですね。また、逆に、自国の俳優でないと顔に見覚えがないので、同じ人かどうかパッと分からない時もあるんですよね。前エピソードで現在のアンソニーが出てきましたが、私は一見ではアンソニーと分かりませんでした。

これ、さらに逆のパターンもあって、韓国映画の『悪女/AKUJO』では、主人公が顔を整形して別人になるのですが、そもそも別人の顔なのか見ても分からなかったという笑 まあ私の観察力不足なのかもしれませんが、別人なら顔や肌の色をはっきり変える、同じ人物なら癖や声を一緒にするとか、工夫して欲しいと思いますね。アジアも含めたマーケット全体をターゲット市場にしてると思うので、この辺も気を使って欲しいところです。

なお、上で挙げた韓国映画の『悪女/AKUJO』は、POV(ポイントオブビュー、登場人物の視点で主観的に映像が描かれる)をうまく使った、臨場感のすごい傑作だと思います。同じくPOVの大傑作『ハードコア』も含め、未見の方はぜひ。ちょっと酔うかもしれません。

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