工藤元(kudogen)公式 映画・ドラマ評論家

工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマが大好きで、年間200タイトル以上を視聴しています。工藤元(kudogen)公式では、私が実際に視聴した映画・ドラマを、あらすじ・ネタバレでご紹介。感想・解説・評価もあわせてご紹介します。

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ドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード8「プロトコル」あらすじネタバレ登場人物伏線解説Amazonオリジナル『Homecoming』

投稿日:2020年5月20日 更新日:

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』シーズン1エピソード8「プロトコル」のあらすじをネタバレで、伏線ストーリー、結末ラスト、登場人物と人間関係、感想や評価を詳しく解説しています。

※全シーズン全エピソードのあらすじ(ネタバレ)、製作・監督・俳優キャストについては別記事で詳しく解説しています。

『ホームカミング Homecoming』全シーズン全エピソードをあらすじネタバレで解説。登場人物・人間関係、キャスト、結末・ラスト、感想・評価も紹介

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』各エピソードのネタバレあらすじ

シーズン1

シーズン1の各エピソードについては、他の記事で詳しく解説しています。

シーズン2

  • シーズン2エピソード1「」
  • シーズン2エピソード2「」
  • シーズン2エピソード3「」
  • シーズン2エピソード4「」
  • シーズン2エピソード5「」
  • シーズン2エピソード6「」
  • シーズン2エピソード7「」
  • シーズン2エピソード8「」
  • シーズン2エピソード9「」
  • シーズン2エピソード10「」

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード8「プロトコル」のネタバレあらすじ(概要)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

ハイディはホームカミングの真の目的を知って大きなショックを受けています。特に絆が深まっていたウォルターの事が心配になります。

現在では、コリンとハイディはホームカミングに向かいます。トーマスも封筒を盗まれたため、ハイディがタンパへ向かっていると直感して追いかけます。上司に調査を中止するよう言われますがトーマスは無視します。

ホームカミングは健康センターとして生まれ変わっていますが、ハイディはセラピストをきっかけに記憶を取り戻し、コリンの正体をつかみます。コリンと言い争う中でトーマスと会いますが、コリンはトーマスの権限が弱いことをいいことに、その場を立ち去ります。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード8「プロトコル」のネタバレあらすじ・伏線・ストーリー(詳細)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

タンパに向かう3人

コリンとハイディは車でタンパへ向かいます。「車酔いはする?」「しないわ」「俺も一緒だ・・・ところで内耳って変な言葉だよね」ハイディはどう答えたらよいか分からずスルーしますが、コリンも何を話したらよいか分からないようです。

一方、トーマスはまたハイディの家を訪ねます。出てきたエレンに「娘さんに封筒を奪われて・・・」と言うと、「娘はいないわ。出かけた」と答えます。「封筒を持って?」「その封筒に何が?」「住所が載っているんです」と言ったところで、トーマスは、ハイディがタンパに行った可能性に思い当たります。「タンパに行った?ハイディがどこにいったか教えてくれませんか?」と聞きますが、エレンは「私は病院に行くから」とドアを閉められ断られます。

トーマスはあわてて車に乗り、ハイディを追ってタンパに向かいます。車中で国防総省の上司パメラに電話します。留守電でしたが、「ハイディが証拠を消しにホームカミングに向かっています。それを阻止しに行きます」とメッセージを残します。

ショックを受けたハイディ

ホームカミングでは、コリンに言われた言葉がハイディの頭の中で蘇ります。「彼らは自らの意思で戦争に行き敵と戦った兵士だ。それがまた戦争に戻れるんだ。いずれ我々に感謝することになる」

ホームカミングの施設に入ると、何人かの新しい入所者が入り口にいます。挨拶を求められ ハイディは、戦争から帰った兵士に感謝を述べ始めますが、言葉が続いて出てきません。クレイグが心配して「ハイディ大丈夫か?まごついてるぞ、ここは任せて自室へ」と促されますが、「大丈夫よ、準備してあるから」と答えます。

なんとか自信を取り戻したようにハイディは挨拶を始め、スタッフのクレイグやレイラを紹介します。「ホ-ムカミングは、安心して兵役期間を振り返れる場所です。一緒に前進しましょう。早く皆さんの話が聞きたいわ」作り笑顔で締めくくります。

今のホームカミング

ハイディとコリンはタンパに到着します。「こんなところにコリンって男の会社が?」「住所はここよ」「彼がいれば会えるよ」2人は駐車場に車を停め、車を降りて健康センターという施設に向います。もとのホ-ムカミングがあった施設のようです。

中はジムのような施設で、沢山の人がいます。ハイディは利用者を1人をつかまえて「ホームカミングに行きたいんですが」と聞きますが、「さあ色々あるから」とわからないようです。「帰還兵を支援する施設よ」「ごめんなさい急いでるので」コリンは、他所を当たった方がいいのでは?とハイディに言いますが、「彼女が知らないだけ。ホームカミングは必ずこの中にあるわ」と進んでいきます。

トーマスが遅れて健康センターにやってきます。中に入りあたりを見渡し、ホームカミングのパンフレットと照らし合わせます。階段の配置などが一緒なのを見て、やはりここは以前ホームカミングがあった場所だと確信します。トーマスは、もう使われていない旧ホームカミングの暗い部屋を懐中電灯で照らします。ホームカミングの看板の形跡があります。

トーマスはさらに奥へ入ろうとしますが、ドアにカギがかかっています。その時パメラから電話がかかってきます。「留守電を残したんですが」「聞いたわ。今、施設にいるの?」「例のウェートレスは証拠隠滅に来ている?」トーマスは自信なさげに「それが、ここじゃないのかも・・・ホームカミングが見当たらない」と答えます。

「つまり証拠は消されない?」と聞かれ、「しかし封筒を盗んだ」と答えます。しかし封筒の中身を聞かれ「中身はありません」と答えると、パメラは「どう言えば分かってくれるの?」とため息をつきます。トーマスは「これは勘なんです。感じるんです」と言いますが、パメラは「トーマス、勘じゃダメよ。なぜ私や部署の時間を無駄にするの?あなたはいつも、気まぐれで動いて使える重要な情報をよこさない」と厳しく言います。

トーマスは「しかし手続きには徹底的な調査が必要で・・・」と反論します。「トーマス、あなたの仕事は単純で限定的なものよ。情報を集めて精査する。最終決定は上司がするの。だから早く戻って自分の仕事をしてちょうだい。それとも・・・」トーマスはパメラを無視して電話を切り、ドアのガラスを叩き割り中に忍び込みます。

コリンとハイディは、健康センターの中を探索します。施設は新しく、ショッピングモールのようです。想像していた施設と違い、ハイディは戸惑います。「案内板を見に行きましょう」「別にいいけど、ここは帰還兵の施設らしくない」「絶対ここよ」「そうか、何か感じるんだろうけど、彼はここにはいないよ。施設の名前が変わっているのかも」コリンは早く移動したくて必死です。

しかし、ハイディは何かを感じたようで「ちょっと待って」と言い、セラピストの部屋に向かいます。部屋のドアを開けるとセラピストがいます。「何か御用ですか?」と言われ、「ここはホームカミングですか?」と聞きますが、相手は何も知らないようです。続けて「あなたはコリン?」と聞きますが、「私はラモンです」との答えです。何をお探しですかと聞かれ、言葉につまります。

ハイディは困惑して「私は何を探しているのだろう、わからない」と言うと、ラモンが心配してハイディを座らせ水をくれます。ハイディは促され深呼吸します。ラモンは「他の患者のところに行かないと。落ち着くまでゆっくりしてください」と出ていきます。ハイディは言います。「ここに来たのは初めてよ。何がなんだか分からないわ」「気の毒に。君は悪くない。もう行こう」コリンはホームカミングを離れることができそうでホッとします。

トーマスは内部に入り旧ホームカミングを探索しますが、何も見つかりません。最後に到着したハイディが当時使っていた部屋から、外を見渡します。向かいの建物の部屋にコリンがいるのに気づきます。そして立ち上がったハイディが見えて、さらに驚きます。トーマスは慌てて部屋を出ます。

蘇るハイディの記憶

コリンと手をつなぎ部屋を出ようとするハイディですが、突然動きを止め手を振りほどきます。記憶が戻ったのです。「どうした?」ハイディは答えずコリンを置いて歩きだします。「ハイディ待って」とコリンは追いますが、ハイディは止まりません。「どこへ行くんだ」ハイディは逃げていきます。

コリンは通行人にぶつかりながらハイディを追い、最終的に健康センターの入り口で追いつきます。コリンは白状します。「全部俺のせいだ」「あなたを知ってる」「君はいま酷い気持ちだよな。罪悪感もあるだろう。説明させてくれ」

コリンは続けて「君を採用したのは俺だ。帰還兵のためにね。彼らは弱っていたから、責任重大だった。でも焦りすぎて失敗したんだ俺たちは。帰還兵を傷つけたくて始めた訳じゃないが、外部の人間には俺たちの意図は分からないんだ」「真実を話す」というハイディに、コリンは嘲るように「真実を?君が主導権を握っていて毎日彼らを従わせていたこと?」と言います。ハイディは「違う、あなたが指示した」と言いますが、コリンは「僕は一度もここに来ていない。これが真実だ、僕なら君を助けられる」と誘惑します。

そこにトーマスが走ってきます。「どうしたんだバーグマンさん」と声をかけます。コリンはトーマスを見て「くそっ」と吐き捨て、ハイディに何も話すなと言います。コリンはトーマスに「ちょうどいいところに来てくれた」と言い、トーマスは「あなたを知ってる、見覚えがある」と言います。コリンは「そうだガイストで会ったんだ」と言い、ハイディが「この人はコリン・ベルファストよ」とバラします。

ハイディはトーマスに「あなたが正しかった」と言います。コリンが「何も話すな。彼女は今取り乱しているんです。分かるでしょう」と言い、ハイディが「彼の指示で投薬を・・・」と話し始めます。トーマスは何が起きているのか分かりません。コリンは、トーマスに「今はなぜここにいるんだ?」と聞かれ「例の苦情を真剣に調べるためハイディと一緒に来た」と嘘をつきます。

ハイディが「彼は私の元上司よ」と言うと、コリンは「認めるよ。確かに昔一緒に働いて男女の仲だった」と言います。「嘘よ」「嘘?昨日のホテルのことは?」ハイディは弱みを突かれて黙ります。「あれは合意の上でだったろ?」「最低の人ね」コリンはトーマスに「こんな痴話喧嘩を見せてすまない。これだと気まずいから、2人で話そう」と提案します。

しかしトーマスは「2人に聴取したい」と告げます。「何でだ?ただの痴話喧嘩だぞ」とコリンは反発しますが、「あなたは彼女を知らないと私に嘘をついたから」とトーマスは答えます。「それで?」「筋が通らない」コリンは確かにねと笑って、「頭の中がぐるぐる回ってるだろう。決めるのはあんただ、俺を逮捕したい?」と挑発します。「そんな気はないです」「できないのか?」「じゃあ俺は車に戻るよ、止められるか?」「私には止める権限はない」「じゃあ会社に戻って今日の話を上司に報告しろ。君はちっぽけで何を言おうと何も起きないんだ、誰も君の言うことを聞かない」とトーマスを愚弄します。

突然ハイディがコリンを突き飛ばします。「あなたは言うこともやることも最低だ。私にも同じ事をした」さらに突き飛ばし、コリンは噴水に落ちます。「喋らないで」「今のは暴行だぞ。証拠として写真に撮るからな」と捨て台詞を吐き去っていきます。ハイディは「行かせるの?」と聞きますが、トーマスは「彼が正しい。私には止める権限はありません」と答えます。ハイディは情けなさと悔しさで泣きます。

場面は新しい入居者の前でプレゼンしているハイディに戻ります。ハイディは作り笑いを浮かべながら、ウォルターや入居者の横を素通りして、部屋に入ります。部屋に戻るとデスクに座り、ハイディは机の上のものをかき集め突っ伏して泣きます。異様な様子に心配したウォルターが部屋に入ってきます。「どうかした?」「いいえ大丈夫よ」ハイディはなんとか誤魔化します。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン1エピソード8「プロトコル」の感想・評価・解説

本エピソードのタイトルは「プロトコル」。これも何か意味があるかと考えていたのですが、トーマスが上司のパメラに歯向かって調査を継続するときの「監査の手続きには徹底的な調査が必要」というセリフから取っているんですね。個人的にはなんだかなと思いますがそれはそれとして・・・

『ホームカミング』はエピソードをまたぐ伏線、それも見た時伏線とはっきり分からない仕掛けが色々と散りばめられていますね。エピソード1で印象的に描かれたペリカンが後に捕らわれたり、国防総省にあったホームカミングのパンフレットが今回使われたりとか。一番感心しているのがハイディのデスクにある文房具などの小物類です。きれいに方向をあわせ整理整頓するハイディの姿を描くことで真面目で計画的なハイディの性格を表していますし、それをからかってウォルターが接着剤をつけるエピソードを入れることで2人の絆が深まっていくことを上手に描いていると思います。

個人的に伏線なのかよく分からないのが、ハイディの部屋の金魚と、シュライアがトーマスに渡した1枚の葉っぱです。金魚はウォルターが褒めたり、1匹死んだり、戻ったと思ったら全部いなくなったりと変化しているので、ハイディの気持ちやウォルターとの関係性をメタファーしているのかなとも思います。葉っぱは全然分からないですね笑 今後のエピソードでぜひ回収していほしいと思います。

本エピソードの内容的にはハイディ・コリン・トーマスの三つ巴で、コリンの正体がいつバレるかハイディがいつ記憶を取り戻すか、ハラハラドキドキでした。ハイディもホームカミングの真の目的を知り激しいショックを受けていて、大丈夫かなと思わず心配になりました。また、コリンは正体がバレますがさすが大悪党wといった感じで、この窮地もすべて他人のせいにして乗り越えます。このメンタリティはさすがと唸りますね。といっても、全体的なストーリーは予想通りといった感じで、正直一番個人的にはつまらなかったエピソードですね。

ただ旧ホームカミングでハイディの記憶が戻るシーン、それまで『ホームカミング』では演出として、現在の映像は画面の幅が狭く、過去の映像は画面の幅を広くしていたのですが、ここでハイディの記憶が戻るのに合わせて画面の幅が広がります。要するに単なる時間軸を区別するために画面の幅を変えていたのではなく、主人公ハイディの記憶や理解も表していたのですね。一気に幅が開くシーンは鳥肌が立ちました。いい演出ですね。

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