工藤元(kudogen)公式 映画・ドラマ評論家

工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマが大好きで、年間200タイトル以上を視聴しています。工藤元(kudogen)公式では、私が実際に視聴した映画・ドラマを、あらすじ・ネタバレでご紹介。感想・解説・評価もあわせてご紹介します。

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ドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード3「以前」あらすじネタバレ登場人物伏線解説Amazonオリジナル『Homecoming』

投稿日:2020年5月22日 更新日:

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』シーズン2エピソード3「以前」のあらすじをネタバレで、伏線ストーリー、結末ラスト、登場人物と人間関係、感想や評価を詳しく解説しています。

※全シーズン全エピソードのあらすじ(ネタバレ)、製作・監督・俳優キャストについては別記事で詳しく解説しています。

『ホームカミング Homecoming』全シーズン全エピソードをあらすじネタバレで解説。登場人物・人間関係、キャスト、結末・ラスト、感想・評価も紹介

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』各エピソードのネタバレあらすじ

シーズン1

シーズン1の各エピソードについては、他の記事で詳しく解説しています。

シーズン2

シーズン2の各エピソードについては、他の記事で詳しく解説しています。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード3「以前」のネタバレあらすじ(概要)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

アレックスはやり手のリスク対応専門家で、目的のためなら手段を選びません。一方で、恋人のオードリーは野心はありますが受付係として軽んじられていて、なかなかチャンスをつかめません。

国防総省の監察から調査の情報を得たオードリーは、アレックスのアドバイスのもと嫌いな上司のコリンを罠にはめ、レナードの信用も獲得してロンもクビにして、ロンの後任に出世します。

一方でウォルターはハイディに会ったことで、PTSDの原因となる戦地の記憶が一部もどり、さらに、記憶を喪失した原因が戦場での事故によるものではないと気づきます。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード3「以前」のネタバレあらすじ・伏線・ストーリー(詳細)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

アレックスの仕事

場面は過去のようです。アレックス(ジャクリーン)はオフィスで録音しながら聞き取り調査をしています。「トイレから出ると彼が立っていた。しくしく泣き出して崩れ落ちたかと思ったら、犬のように私の匂いをクンクンとかいだ・・・」とセクハラの被害を訴える女性に「誰かに相談しました?友だちとか家族とか・・・」と尋ねます。女性は「いえ私は騒ぎを大きくしたくなかったので誰にも言ってません」と答えます。

「証拠は私の証言だけ?」という女性に「よくあることです。厳しい闘いになる」とアレックスは答えます。女性は少し考えて「構わない、訴えるわ。許されてはいけないことだから」ときっぱりと告げます。アレックスは「確かに、希望は常にある」と目を伏せます。女性は「どういう意味?・・・もしかしてあなたも過去に経験した?」アレックスは録音を止めて一度ため息をつき、語り始めます。

「何年も前にね。その男の人生を壊したかった」「それでどうなった?」「あなたと同じように友人の助言を受けて被害届を出した」「それから?」「罵倒された。カネ目当ての嘘だって。結局くだらない示談に落ち着いて、彼は有給で長期休暇を取って、戻ったら同僚と祝賀会よ。私が予約した店で」「嘘でしょ!?」女性は青くなります。

「ある日私は何を馬鹿なことをしているんだろうと冷静になって、会社を辞めたわ」アレックスは鞄から写真を取り出して見せながら「インドへ行って、人生を取り戻した」と言います。写真にはインドの袈裟を来たアレックスが写っています。アレックスは言います。「あなたは信念に従うべきだけど誰も守ってくれないから、自分を守って」そして顧客のオフィスを後にします。アレックスはエレベーターを待ち、写真を捨てて乗り込みます。

アレックスはスーパーで顧客のボブに電話しています。「辞職するそうです。訴訟は起こさずに」インドの話は相手に訴訟を諦めさせるための嘘だったようです。「アレックス、最高の仕事をしてくれた」と喜ぶ相手に「請求書を送りますね。ただボブ、二度とクンクンしないで」と電話を切ります。アレックスは目があった少女にふざけた表情を見せると、猫砂の袋をカートに乗せます。

オードリーの不満

駐車場に向かいながらアレックスはオードリーと電話で話します。「猫砂を買ったわ」「猫嫌いなのに」「声が響くわ、もしかしてトイレ?」アレックスは、オードリーが泣いているのを感じ取ります。「何かあったの?」「聞く価値ないわ。だって聞き飽きたはず、コリンの悪口よ」「あなたは何だってできるんだから、その仕事にこだわらなくていいのよ」「私はここで認められたいのよ。ただちょっと今日は気分が沈んでいるだけ」オードリーはそう言って例のアンプルを手首に塗ります。「元気だして」とアレックスは励まします。

オードリーがオフィスに戻ると上司のロンから声をかけられます。「ちょと、AT&T!この広告をどう思う?」オードリーが何のことか分からず「え?」と聞くとAT&Tとはオードリーのイニシャルをもじった“イジり”でした。同僚女性がやめなよと注意しますがロンは構わず、レナード・ガイストの「乗り越えろ」という広告看板を見せて「これを見てどう思う?」と感想を求めます。

オードリーが「いいですね。でもローラー(薬のこと)の効果が伝わらない」と言うと、ロンは「乗り越えろって書いてあるじゃないか」と反論します。「何を乗り越えるんですか?」「不安やストレス、すべてさ。これはティーザー広告なんだ」そこに別の男がやってきて、オードリーに何かのデバイスを投げつけ「壊れてるから交換してくれ」と言い、振り返ってロンの広告に「天才だ、よく思いついた」と褒めます。男とロンは何か言いながら立ち去り、先程オードリーをかばった女性とオードリーが話します。

オードリーが「ローラーについての会議に出席したい」というと、女性は受付のオードリーの提案に難しそうな反応をしますが、オードリーは続けて企画書を見せながら「オフィスに供給コーナーを作れば売り込めると思うんです。数字も試算してみたから・・・」と言うと、女性は興味深いわねと答えます。「みんなに話してみるわ」「自分でプレゼンできます」「でもあなたが急にプレゼンしてもみな戸惑うわ。手順を踏まないと・・・でも今後も何かアイデアがあれば提案して」女性は立ち去り、オードリーは失望して受付に座ります。

コリンを嵌めるオードリー

受付の電話が鳴ります。オードリーが出ると国防総省の監察のパメラからでした。「コリンは不在よ」「コリンが施設の前で国防総省の調査員を愚弄したのよ」「愚弄?なぜそんな」「オードリー、私に今後は連絡しないで。私とあなた達は一切接触してない。いいわね?苦情に関する調査が始まる」「そんな・・・どうしたらいいの?」「私の電話番号は消して、弁護士を雇って」パメラから電話を切られてしまいます。

家でオードリーとアレックスが話しています。「私は刑務所行きだわ」オードリーはリビングから赤いタオルを持ってきて苦情をいいます。「なぜ湿ってるの?」「濡れたからよ」「白と緑を使ってよ。赤はただの飾りなんだから」「刑務所に入るんだから関係ないでしょ」2人は口喧嘩します。

「悪い冗談を言わないで。FBIの調査が入るのよ」「・・・ホームカミングに?」「当たり」オードリーはローラーを使おうとします。「調査されるっていうのにそれを使うの?」「これを使うと安心するのよ・・・ねえアレックス、助けてくれる?」「言ったでしょ、辞めろって」「辞めたくないのよ」

「調査を知っている人は他には誰かいるの?」「まだ誰も」「なら大丈夫。コリンをうまく使うのよ。これはピンチじゃないわ。チャンスよ」リスク専門家のアレックスは何か悪知恵が働いたようです。「どういうこと?」「ロンに内緒で、コリンとロンの面談をセッティングして」オードリーは言われた通りコリンにメールを送ります。

オードリーはアレックスの説明を聞きニヤリと笑います。「コリンをハメるのね」「その笑い、真面目そうだけどセクシーだわ」「彼は信じるかしら」「彼に話させて、言葉を引き出すのよ」ベッドで2人はコリンの供述書をタイプしていきます。「サインする訳ないわ」「サインするわ。目的が果たせるなら」「解雇されるのに?」「彼の一番の望みはガイスト氏と話すことでしょ。それを使うのよ」

オードリーは私にできるかしらと心配ですが、アレックスはあなたならできると励まします。コリンが更迭されたのは、オードリーとアレックスの策略だったのです。コリンはまんまと計画どおり騙され、嘘の供述書にサインします。

オードリーの出世

オードリーは初めて温室のレナードを訪ねます。レナードはテレビ会議で、研究者と植物の医療利用について話しているようです。自身を実験台にしようとライターで腕を焦がし火傷させて「クソ、熱い」と言って、火傷に何かを塗りたくります。研究者は自分を実験台にすることないのにと言います。少し経つとレナードは「痛みが引いたぞ、すごい」と言います。テレビ会議の研究者もそうでしょうとうなずきます。「ぜひ栽培を検討しよう」

傍らのオードリーに突然気づき、レナードは驚きます。「何の用だ?」オードリーは自己紹介して「国防総省がホームカミングを調査します。ですが書面でコリンに全責任を認めさせました。会社を守れると・・・」「ちょっと待て、ホームカミングって何のことだ?」オードリーは困惑します。

レナードはロンとコリンも呼び事実を確かめます。コリンは「彼女は嘘つきだ」とオードリーを非難しますが、レナードから「ホームカミングの実行に関与したのか?」と問い詰められ、しどろもどろで「取り組もうとはしました」と答えます。「でも書類はデタラメです。騙されてサインさせられたんです」「どこが事実と異なる?」

「文脈です。どうとでも意味が取れてしまう・・・」「帰還兵を騙したのか?」「今詳細を話す必要はないかたと・・・」「詳細はいらないシンプルに話せ」コリンは困り果て訳の分からぬ言い訳を始めたので、レナードは「もういい、お前がやったんだな。君もか、ロン?」

ロンは「初めて聞いた話です。ヘドが出る」と白を切りますが、コリンはトカゲの尻尾切りになりそうなので必死に抵抗します。レナードが「コリンは君の部下だろ?」と責め、ロンは「コリンには自由にやらせていたので」と言い訳します。コリンは「そして私はオードリーに自由にやらせていた。だから自由裁量が問題なんです」と言います。

オードリーは反論し「当初はあの薬は局所的な使用に限っていました。ローラーと同じで。でもコリンたちが経口で摂取させた・・・」と言うとレナードが割って入り「飲ませていただと?コリン、本当か?」と聞きます。コリンは食べさせていたと白状し、兵士たちへの影響は様々だったと答えます。

ロンは知っていたのかと問われ何やら言い訳しようとしたので、レナードに2人ともクビだと宣告されます。ロンはレナードにクビになるとFBIの捜査に対処できなくなると再考を求め、コリンはオードリーを睨みつけます。しかしオードリーは「私が対処します」と断言します。レナードは「君に頼むよ」と命じます。ロンは「彼女は電話番で・・・」と反論しますが、レナードは「君らよりマシだ」と却下します。

コリンはオードリーに「つまり、君だけ善人ってことか?」と嫌味を言うと、「靴紐がほどけてるわよ」と言い返されます。コリンは絶望して足元を見ます。

家ではアレックスが顧客からの依頼を電話で受けています。アレックスの部屋には、法律やインドについての本、沢山の身分証明書と写真、人事部や極秘とかかれた雇用関係書類が溢れています。「著作権、不当解雇、私はリスク予防に関する専門家です。アプローチの方法は様々です」アレックスはやり手のリスク専門家のようです。

その時オードリーが帰ってきたので、アレックスは電話を切ります。嬉しそうに駆け寄るオードリー。アレックスは「どうだった?コリンの後任になれたの?」と聞くと、オードリーは「ロンの後任よ!」と答えます。「やったわね!おめでとう」「最初は緊張したけど、コリンが焦って問題解決は得意だって言うから、あなたが問題なのよって言ってやったわ」と2人は笑います。

「そのシーン見たかったな」「レナードは話を聞いてくれて、国防総省の対処を任せるって!でも、私にできるかな?」アレックスは「自白調書を渡すのよ。コリンを差し出してそれで終わりよ」とアドバイスします。オードリーは「FBIの調査よ?そんな簡単にいくかしら」と心配しますが、アレックスは「できるよ。もう成功したも同然だわ」と励まします。

オードリーは慌ててキスしようとして、歯をアレックスの唇にぶつけてしまいます。赤いタオルでアレックスの唇を腫れる前にと冷やします。「赤いタオルは飾りじゃなかったの?」アレックスは笑い、2人は熱いキスを交わして愛し合います。

ウォルターの記憶が戻る

翌日ウォルターはカフェを出ます。前シーズンでハイディと出会った直後のようです。車に乗り込み、記憶は戻っていませんが何かハイディの事が気になる様子です。車を走らせて家に帰りますが、運転中にウォルターは戦友のレスターの死のデジャヴを見ます。意識が朦朧となり、対向車を避けようとして標識に突っ込みます。

ウォルターは救急センターで医師の診断を受けています。ウォルターは「多分めまいだと思う」と言い、「よくあるの?」と医師に聞かれ「時々です」と答えます。「従軍中に脳に損傷を受けたんです」「どんな損傷を?」「よく知りません。簡易爆弾にやられて後頭部を切開して、記憶の一部は戻らないけどもう元気です」

医師はウォルターの後頭部を見て「切開手術を受けたって?」と聞き、ウォルターは「母からそう聞きました」と答えます。医師は不審そうに「手術跡がないんだけど、まあ健康なら良かった」と言います。

ウォルターは山小屋に戻ります。家に戻り引き出しから戦争中の写真を取り出して眺めます。ウォルターは頭に手をやり、バリカンで後頭部を剃り上げ、鏡を当てて手術跡が無いのを確認します。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード3「以前」の感想・評価・解説

本エピソードはアレックスの記憶の謎解きは進みませんでしたが、オードリーとアレックスの関係と、シーズン1の2つのラストの原因やその後について描かれます。そういう意味で「以前」というエピソードタイトルはしっくりきますね。

オードリーとアレックスの関係は同居している恋人どうしで、野心はあるが受付係でコリンをはじめ同僚に小馬鹿にされているオードリーに、リスク対策の専門家で目的達成のためなら身分や経験を偽ることも辞さない策略家のアレックスが、様々な知恵を与えてオードリーの出世に一役買うというのがメインの物語です。

シーズン1の1つのラスト、国防総省の調査をきっかけにロンとコリンが更迭されオードリーがロンの後任になるのですが、実はあの時点ではそんな事は起きておらず、オードリーがコリンを罠に嵌めて自白調書にサインさせ、結果としてロンもクビになったとは驚きでした!これは良い意味で裏切られたストーリーですね。この『ホームカミング』はシーズン1の配信前にシーズン2が決まったということで、それだけ出来栄えに自信があったということなんでしょうが、早い時期にシーズン2が決まったからこそ、シーズンをまたぐ伏線の回収が可能になったんでしょうね。

また、ホームカミングの事業はレナードは全く関与しておらず、ロンとコリンのいわば出世のための暴走で、ローラーという本来塗って使用する薬を経口で使って効能を増加させることで帰還兵の記憶を喪失させようとしていた事がわかりました。どうりで、レナードはシーズン1と2で印象がガラリと変わる訳です。

もう1つのシーズン1のラストは、ウォルターとハイディの再会です。ハイディとの再会でカテラリーのフォークの向きを変えるラストシーンは、ウォルターの失われた記憶が戻った事を示唆していましたが、本エピソードを見るとやはり完全に戻った訳ではないようですね。逆にその事で、ハイディも懸念していたPTSDとなった記憶が一部ぶり返してしまいます。それどころか、その事で母親のグロリアの方便がバレてしまい、ウォルターは記憶を失った原因を探す事になりそうな気配です。

次のエピソードでは、おそらく新しく受けた仕事に「しくじった」事が原因でアレックスは記憶を失う羽目になり、それにはウォルターと一部オードリーが関係しているということが明かされそうですね。

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