工藤元(kudogen)公式 映画・ドラマ評論家

工藤元(kudogen)。1990年生まれの31歳。大阪府在住。 映画・ドラマが大好きで、年間200タイトル以上を視聴しています。工藤元(kudogen)公式では、私が実際に視聴した映画・ドラマを、あらすじ・ネタバレでご紹介。感想・解説・評価もあわせてご紹介します。

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ドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード5「メートル」あらすじネタバレ登場人物伏線解説Amazonオリジナル『Homecoming』

投稿日:2020年5月25日 更新日:

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』シーズン2エピソード5「メートル」のあらすじをネタバレで、伏線ストーリー、結末ラスト、登場人物と人間関係、感想や評価を詳しく解説しています。

※全シーズン全エピソードのあらすじ(ネタバレ)、製作・監督・俳優キャストについては別記事で詳しく解説しています。

『ホームカミング Homecoming』全シーズン全エピソードをあらすじネタバレで解説。登場人物・人間関係、キャスト、結末・ラスト、感想・評価も紹介

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング Homecoming』各エピソードのネタバレあらすじ

シーズン1

シーズン1の各エピソードについては、他の記事で詳しく解説しています。

シーズン2

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード5「メートル」のネタバレあらすじ(概要)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

アレックスはウォルターを保釈し、ジャクリーンと元帰還兵でNPOだと嘘をつきます。スキンズで記憶を取り戻さないように説得し、途中までうまくいきますが結局失敗し怒らせてしまいます。アレックスはオードリーのために、さらに何かする必要にかられます。

一方オードリーはローラーを積極活用したい国防総省のブンダの後押しもあり、消極的なレナードに代わり新規事業を推進していきます。ブンダに頼まれ、バイヤーなどにローラーをアピールするイベントを開催することになります。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード5「メートル」のネタバレあらすじ・伏線・ストーリー(詳細)

※ネタバレであらすじを紹介しています。未見の方はご注意ください。

ウォルターの保釈・国防総省とローラー

留置場にウォルターがいます。看守が女性の面会だと告げます。「ママかな?」「そうは見えないね」アレックスがウォルターに話します。「PCを壊したの?」「失礼、誰ですか?」「私はジャクリーン。退役軍人を支援するNPOの者よ」とアレックスは偽名を名乗り、偽の名刺を渡します。

「退役軍人局から来たの?」「いえ民間から。退役軍人局から連絡を受けて・・・」「謝るよ、ついカッとなって・・・」「私に謝る必要はないわ。とにかく保釈やその後のサポートをしてあげる。ちなみに私も退役軍人よ」2人はベンチに横に座ります。

ウォルターが「あなたが支援してくれる目的は?」と聞き、アレックスが「出たら査定を受けてもらって、必要なら支援を続けるわ」と答えます。「もうしないよ、大丈夫。ちなみに査定の方法は?」「簡単な会話よ、なんなら飲みながらでも構わないわ」

ため息をつくウォルターに、アレックスは捏造した自分の帰国時の経験を話します。「帰国した時自分の異変を誰にも説明できなかった。でも帰還兵はみな抱く感情だと気づいた。あなたは今ぐちゃぐちゃな環境で混乱しているだけよ。私もバスではるばる来たから、お願いだから1杯つきあって」

ガイスト社の農場でオードリーが考え事をしています。何かFAXが届いたようです。外ではレナードが作業員に、手作業でローラーの原料のベリーを根を残さないように抜くように指示しています。レナードはもうローラーを破棄して、事業からは撤退するつもりでいるようです。「農場全部だと2週間かかります」と作業員が返事します。

そこにオードリーがやってきます。ローラーをできるだけ早く大量に買い取りたいと言っていた国防総省のブンダの話をします。先程のFAXは国防総省からの差し止め命令だったようです。FAXを呼んだレナードが「不可欠な軍事技術だと?ふざけるな」と言うと、オードリーは「土地と農場はあなたのもの。でもベリーは国防総省のものなのよ」と答えます。

レナードは「君も成長したな」と嫌味を言って、FAXを丸めて投げつけます。オードリーはFAXの文章を読み上げます。「脅しには屈しない」と言うレナードですが、オードリーは「罰せられるのはあなたでなく農場の作業員ですよ。そして国防総省は代わりを雇う」と警告します。レナードはそれを聞き、作業員にベリーの除去作業を辞めるように命じ、自分自身でスコップを持って1人で作業します。

ウォルターの査定・オードリーの出世

ウォルターとアレックスはスキンズで2人飲みながら話しています。「なぜ退役軍人局で暴れたの?」「自分が受けた治療について聞きたかったのさ。でも教えてくれないからキレた」「何が疑問だったの?」ウォルターはアレックスの空挺部隊のタトゥーを見て聞きます。「空挺部隊か。何が専門?」アレックスはそれには答えません。「先に事実を報告書にまとめましょう」

ウォルターは「適当に報告しておいてくれ。話すとまたキレそうだから査定は終わりにして飲もう」と提案します。「そうね、いいわ。ちなみに、私の専門は砲兵支援よ」とアレックスが先程のウォルターの質問に答えます。「すごい!厳しい部隊だ」「私は小娘だから連絡係ね、でも優秀だったからシリアに行かされた」アレックスは偽の経歴をとうとうと語っていきます。「ロケット弾を基地から30km離れたところから射撃していたの」

「そして帰国したのよ。気づいたらアパートに一人暮らし。でもやることがなく1日中掃除して、夜は酔いつぶれる。でもある日事件が起きた」「どんな?」「運転を邪魔されたのよ。注意したら無視されて、頭にきて時速110km超で追いかけた。でも私だけ警察に捕まったのよ」ウォルターは笑います。「俺もモニターを見ただけで逮捕された」「それだけ?」

「他にもある。警備員がモニターを置けと言い、別のやつも来て突然逮捕されたのさ。PTSDのパンフレットを渡されてカウンセリングを受けろってさ」「画面には何が?」「さあね。見えなかった。でも本当にガイストで治療はしてたんだ」「ガイスト?どんな治療を?」「分からない。僕らは簡易爆弾にやられたんだ。シュライアとレスキーと・・・」ウォルターはため息をついて「記憶に穴がある」と言います。

「覚えてないの?」「そうだ。だから退役軍人局の情報を見たかったのさ」「誤った記録や紛失はよくあることよ」「でも僕が手術を受けたって母親が言ってたんだ、帰国時に」「もしかすると怖がらせるためにかも。元気になった息子がまた戦地に行かないようにね」「母さんが俺のために嘘を?・・・確かにつきそうだ」

ウォルターはアレックスの話に納得して、呆れたように「もし頭を打っただけなら、悩んでいる俺は馬鹿だよな」と言います。アレックスは「こうしてる時間が無駄よ。あなたはまともだもの」と答えます。その時オードリーから電話がかかります。「カノジョからだわ。手がかかるのよね」と席を外します。

アレックスはオードリーに報告します。「彼は記憶に穴があり、ホームカミングっていう言葉も知らない」「なにそれ」「完全に無害な青年ってことよ」「そう、良かった。ところでレナードは国防総省の提案を受け入れたわ」「よかったね」「帰ったら詳しく話す」オードリーは部屋の壁にアレックスの写真を貼ります。店に戻ったアレックスは「もう帰ろう」と言いますが、ウォルターは「次のバスまで、もう1杯飲もう」と言います。「わかった、もう1杯だけよ」

ガイスト社ではオードリーが国防総省のブンダと会っています。オードリーが聞きます。「ローラーの抽出液を何に使うつもりですか?」「あなたはどう思う?」「従来の使い方にこだわらず可能性を広げるべきです」「もったいないわ。あなたがガイスト社の社長になればいいのに」

ブンダは続けます。「結局はローラーなのよ。PTSDの薬のね。もっといい使い方があるはずよ。例えば、学校で事件が起きた時の生徒の心のケアとか、家畜の飼育とか・・・国防総省もうまみがあればビジネスをするつもりよ。」オードリーは同意します。

「バイヤーを沢山呼んで、大大的なイベントを開いて頂戴。この施設を見せて楽しませるの、そう、明後日にて」ブンダに言われて、オードリーは日程的に厳しいと言いますが、ブンダはさらに「先を越される前にやるのよ」と説得します。オードリーはアレックスもイベント当日招待することにします。

オードリーはガイスト社で、他の社員の面談をします。まずは以前プレゼンの提案を断られた同僚女性社員ウェンディと話しています。新規事業を自分が担当することになったというオードリーに、女性社員は驚きます。オードリーは「気まずいなら辞めてもいいけど、残るならその性格を直すか隠すかして」と厳しく言い放ちます。ウェンディは立場が完全に逆転したことに呆然としますが、分かったわ協力すると答えます。

次はレインとの面談です。オードリーはパーティの準備をするように指示します。クレイグとの面談では「ホームカミングでは色々失敗したから進めるなら慎重に」と言われますが、「今回は違う。失敗しないわ、積極的にやるわよ。」と言います。最後は農場でベリーの生産を担当するヘクターです。レナードが反対していたので気が進まないヘクターですが、オードリーに説得されます。

ウォルターの説得失敗・アレックスの決意

スキンズではウォルターとアレックスがダーツを楽しんでいますが、アレックスはもう帰らなきゃと言います。ウォルターが今後8~12週間はポストの前で待つことになるというのを聞いて、「どういう意味?」と聞き返します。ウォルターが「ガイストからの記録さ」と答えます。ウォルターはさらに「車で3時間程度だし直接ガイストを訪ねるかも」と言いだし、アレックスは焦ります。

「警察を呼ばれるわ」と説得しますが、ウォルターは「連絡しても無視されて、情報は教えてくれない。もう我慢の限界だ」と叫びます。それを聞いたアレックスは何か考えてウィスキーを飲み干すと、「もう1杯飲もう。見せたいものがある」と言います。

アレックスは戦地での写真を見せて同僚を紹介します。狙撃兵の1人がウォルターに似ているというと、俺も元は狙撃兵だったとウォルターは言います。「良い人だった」というアレックスに「戦死したのか?」をウォルターは聞きます。アレックスは写真にマジックで✕印をつけていきながら、「クロスビーは警察に撃たれ、ゴンザレスは精神科。ホールマンは自殺した」と説明します。

「ホールマンは考えてしまったの。なぜ出征してなぜ今こうなっているのか」アレックスはウォルターにこれ以上考えるなと助言します。「僕は違う」「追い続けたら傷つくことになる」「自殺はしない、絶対にだ」「ホールマンもそう言ってたから、心配してるのよ」

ウォルターはホールマンについて聞きます。「出征は何回?」「確か2回」「狙撃の最長距離は?狙撃兵なら自慢するはずだ」「1100メートルよ、よく自慢してた」ウォルターは1100メートルと聞いて少し考えますが(伏線と思われますが現時点では不明)「悲しい話だ」と言います。「でも俺はガイストに行く。誰かが嘘をついている」

必死でアレックスは止めますが「君には関係ない。誰が何て言おうと答えを必ず聞きに行く」とウォルターは断り、「私は力になろうと・・・」と言うアレックスを遮り、テーブルを叩いてビールをこぼし「ふざけるな、放っておいてくれ!」と叫びます。

思いがけない展開にアレックスは伝票にモーテルの部屋番号を書いて勘定をつけます。店主が「彼を怒らせた?」と声をかけますが、アレックスは「ファック!」と言って店を立ち去り、モーテルの部屋に入ります。

オードリーはアレックスの帰りを待ちながらパスタを作っています。電話をかけ「そろそろ帰る?」と聞きますが、アレックスは「飲みに誘われ断れなくて。今夜は帰れない」と答えます。「何も問題ないのよね?」「そっちはどうなの?大変よ、あなたがローラーを持っていったし・・・」アレックスはローラーの存在を思い出します。

オードリーは2人の子供のことをきちんと話せなかったことをアレックスに謝ります。「大丈夫って安心できなくて。悪いことが起きそうでいつも不安で・・・」「何も起きないわ。私が阻止する。じゃあ明日帰るから」2人は愛してるわと言い合います。アレックスは電話を切ると、スーパーに行き大きなメロンを1個買います。

Amazonオリジナルドラマ『ホームカミング』シーズン2エピソード5「メートル」の感想・評価・解説

エピソード5のタイトルは「メートル」。もう慣れましたがこのタイトルも、エピソードの物語とは直接関係なく、ウォルターに、アレックスが偽の同僚狙撃兵の最長狙撃距離を聞かれて「1,100メートル」と答えたことに由来します。この会話のときにウォルターが「1,100メートル?」とちょっと不審そうな表情を浮かべたのが気になります。狙撃兵にしては短すぎるからアレックスの嘘がバレたのかもしれませんね。

上の会話もそうですが、本エピソードでは、留置されたウォルターをアレックスが保釈して2人でスキンズで飲むシーンが半分、もう半分はオードリーとレナード、国防総省のブンダとの会話が半分描かれます。

記憶を取り戻そうとするウォルターを何とか説得して止めさせようとするアレックスですが、結局ウォルターをキレさせてしまい失敗します。ここで勘定にモーテルの部屋番号とアレックスのサインをしたこと、そして、店主が近寄ってきたときにファック!と言ったことが、エピソード1の伏線を回収することになります。

オードリーの方は順調に物語が展開して、ローラーを中止したいレナードに対し、国防総省の後押しを得ながらホームカミング再開に動き、あわせて自分の出世も実現していきます。いつも馬鹿にされていたコリンに恨みを抱いていたオードリーは、やっぱり過去に自分を邪険に扱ったウェンディにもキツく仕返しするのは面白かったです。シーズン1でも思いましたが、オードリー・テンプルを演じたホン・チャウですが、なかなか良い演技をしますね。

前回だいたい謎は解けたといいましたが、アレックスが持っていた戦地での写真で、同僚の顔に✕印がついていた謎は今回明らかになりました。ウォルターを説得するためアレックスが戦友は(記憶にこだわり)みな不幸になったという話をする際、1人ずつ✕印をつけていったという事でした。

ほか、アレックスはウォルターに(自分がLGBTで)ガールフレンドがいると普通に言いますし、オードリーは仕事の相手国防総省のブンダにも同じことを平然と言います。そもそもそんなプライベートの事話す相手でもないと思いますし、LGBTを普通にカミングアウトしている事になりますが、これは違和感ないんですかね?われわれの感覚的には少し驚く描写でした。

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