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【初日に鑑賞】映画『ペイン・アンド・グローリー』あらすじネタバレ結末ラスト伏線感想評判

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2020年6月19日(金)、公開初日の朝イチに映画『ペイン・アンド・グローリー』を映画館で鑑賞してきました!詳しいあらすじをネタバレで紹介、内容・ストーリー・伏線、結末・ラスト、感想や評判・評価、監督や俳優・キャストを紹介します。

映画『ペイン・アンド・グローリー』の基礎知識

映画『ペイン・アンド・グローリー』を100倍楽しむための基礎知識をご紹介します!

簡単なあらすじ

映画監督のサルバトールは、背中や頭の痛み、母の死に際しての後悔、昔の恋人との別れなどからくる心痛のため、傑作の撮影後32年間創作の第一線から退いていました。しかし作品の再上映を契機に喧嘩別れした俳優アルベルトと再会します。

過去の喧嘩は、サルバトールがアルベルトが常用していたヘロインによる演技を酷評したためですが、サルバトールは現状の辛さから逃れるため自分もヘロインに溺れだします。2人は喧嘩を繰り返しながらも、結果的にはサルバトールが書き留めていた脚本を元に「中毒」という舞台を開催します。

「中毒」はサルバトール自身の経験をもとにした、ドラッグと恋の終わりに関する舞台です。上演は小規模ながら成功に終わりますが、脚本のモデルとなった男フェデリコが観劇していました。フェデリコは古いサルバドールの同性愛の恋人で、2人は30年ぶりに再会します。

サルバドールは少年時代を回想します。自分が同性愛に目覚めたのは家にいた職人の美しい裸体を目にしたことが原因でした。思わぬことから職人が自分をモデルに描いた絵を発見し、50年ぶりに彼からのメッセージを目にします。

サルバドールはフェデリコと再会したこと、母への想いに1つのケリをつけたこと、50年ぶりに少年時代と今を結びつける絵を手に入れたことなどを機会に、ヘロインを止め、肉体や心の痛みを解消するため医者の診断を受け、再び真剣に創作の場に戻ることを決意します。

映画は最後に、少年時代の回想シーンはすべて現在のサルバドールの映画の撮影だったことを観客に伝えて、物語は幕を閉じます。

概要

映画『ペイン・アンド・グローリー』は、『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などのペドロ・アルモドバル監督の自叙伝的な作品です。自分を投影した映画監督を主人公(アントニオ・バンデラス)とし、創作と恋、ドラッグと肉体的苦痛、母への想いなど様々なテーマを内包し、少年時代の体験と、現在の出来事を交互に織り交ぜながら物語が展開していきます。

おおまかな物語としては創作の第一線から離れていた天才映画監督が、過去の恋人や諍いのあった仕事仲間、自分の肉体的苦痛やドラッグ、母への後悔などを噛み締め、再び創作の世界に戻る経過における感情や経緯を深く描いた作品です。

また、アルモドバル監督らしく、映像は実に色彩感豊かで、インテリアや家の造作、小物や絵画など素晴らしいの一言。こういう家に住みたい、こういう街で過ごしたいと思う映像美に溢れています。個人的には主人公サルバドールの家のエレベーターが、自動ドアでなく手で開ける開き戸になっていたのが、オシャレな感じで気に入りました笑

映画『ペイン・アンド・グローリー』のあらすじ・ネタバレ(詳細)

映画『ペイン・アンド・グローリー』のあらすじを、実際に公開初日に映画館で観た記憶にもとづき詳しくご紹介します。完全ネタバレでストーリーを紹介していますので、鑑賞前の方はご注意ください。

サルバドールとアルベルトの再会

サルバドールはプールで瞑想しながら、自分の半生を振り返ります。才能のある映画監督として活動しながらも、肉体の痛みや気持ちの葛藤でここ何十年も、直接の創作からは離れていたのでした。

サルバドールはカフェで昔一緒に仕事をした女優に会います。女優から最近どうしているか聞かれますが、「過去の作品を撮影してからもう32年間も現場では監督をしていない」と答えます。サルバドールは女優から、過去の作品で主演を務めた俳優アルベルトの住所を聞き出します。

サルバドールは、過去製作した傑作が再上映されることになり、主演のアルベルトとパネルディスカッションをしようと考えていました。サルバドールはアルベルトをアポ無しで訪れます。しかしアルベルトは「何しに来た、帰れ」と冷たく接します。32年ぶりである事に加えて、映画の撮影中に2人は大喧嘩していたからです。

「話がしたい」というサルバドールをアルベルトは中に入れます。2人は紅茶を飲みながら世間話をします。アルベルトは最近俳優としては良い作品にめぐまれておらず、ブレイクするきっかけを探していました。若い頃からドラッグをやっていたアルベルトがヘロインを吸い出すと、肉体の痛みや気持ちの葛藤に悩んでいたサルバドールも一緒に吸うことにします。

サルバドールは少年時代、バレンシアの村に引っ越した経験を思い出します。サルバドールの母ハシンタは美しく働き者です。父を待つ間、サルバドールの破れた靴下に卵型の木をあてて上手に繕います(伏線です)。

父が合流して3人はバレンシアの村に入ります。ハシンタは義母と折り合いが合わずに、無理して引っ越したようです。父が連れてきた家は洞窟を利用した薄暗い場所で、壁や家具も汚くハシンタはがっかりしますが、不甲斐なさそうにする夫を慰めます。ダイニングの天井は屋根がなく明るい光が差し込んでいます。

「中毒」と2人の喧嘩

サルバドールはヘロインを吸ってそのまま寝てしまったようで、目覚めてふらふらになりながらも電話でタクシーを呼び住所を伝えて帰ります。夜、アルベルトがサルバドールの家に突然やってきます。住所を覚えていたようです。

アルベルトの部屋は絵画や素敵なインテリアにあふれています。2人はヘロインを楽しみますが、サルバドールがハイになっているすきに、アルベルトはサルバドールのPCを開けてファイルを盗み見します。「中毒」というタイトルの脚本があります。

目覚めたサルバドールがアルベルトを見て、「何をしている?」と責めます。アルベルトはお前がハイになっている間の暇つぶしさと言い、「中毒」を絶賛します。良い作品に恵まれず悩んでいたアルベルトは、サルバドールの脚本で「中毒」を自分が演じてみたいと言います。

サルバドールは「中毒」が、映画向きの脚本で舞台には向いていないこと、また、自分のプライベートの内容も含めた、内面に迫る回顧的な作品になっていたことから断りますが、アルベルトにぜひやりたいと説得されます。

過去製作した傑作の再上映イベントの当日になりますが、サルバドールとアルベルトは会場に姿を見せません。2人は家でヘロインを吸ってしまい、出かけるのが面倒になったのです。過去にもこうしたことは何度もあったようで、マネージャーは諦め顔です。司会者はサルバドールに電話をかけます。

サルバドールは電話に出て「まだ家にいて今日は行けない」と謝ると、司会者はスマホをスピーカーにして電話で観客と質疑応答をすることにします。1人の観客から過去の作品でサルバドールとアルベルトが大喧嘩した訳を聞かれ、サルバドールは正直にその当時の自分の考えを話します。

その理由が、当時からヘロインをやっていたアルベルトを侮辱するものだったため、アルベルトは激怒して2人はまた大喧嘩します。喧嘩の最中にサルバドールは激しく咳き込み、アルベルトは怒りを忘れて心配します。サルバドールは時々、息ができなくなる原因不明の咳にも悩まされていました。

「中毒」をアルベルトに託す

サルバドールは、ナイフを持った男たちがいきなり乱闘を始めるような危険な地域に1人で行き、ドラッグの売人からヘロインを仕入れます。家に戻り慣れた手付きでヘロインを吸い出すと、また少年時代の記憶を回想します。

サルバドールが家の外の階段で本を読んでいると、「そんなに小さいのに文字が読めるの?」と若い夫婦から声をかけられます。夫は学校に通えず職人になったため、読み書きができないのです。ハシンタはそれを聞き、サルバドールが読み書きを教える代わりに自分の家の内装をきれいにする取引を持ちかけます。

サルバドールはアルベルトを訪問します。怒り冷めやらぬアルベルトは中に入るのを拒否しますが、「中毒」を演じても良いと聞き、サルバドールを中に入れます。サルバドールは考え直して、アルベルトのために「中毒」の脚本に手を入れていたのでした。

がぜんやる気になったアルベルトですが、サルバドールは自分は演出しないと言います。訝しがるアルベルトですが、サルバドールはプライベートの内容に関わる作品のため、自分を特定されたくないと答えます。

2人は演出の細かい内容を話し始め、アルベルトは早速脚本を元に構想を練ります。ヘロインを吸おうとしないアルベルトに理由を聞くと、真剣に仕事に取り組むためと答えます。アルベルトも何度もドラッグを止めたいと考えながらも、止められなかったのです。

サルバドールは1人でヘロインを吸い始め、また少年時代を思い出します。サルバドールは毎日職人に読み書きを教え、職人は代わりに壁にしっくいを塗りタイルを貼っていきます。職人は少しずつ読み書きが上達し、家も少しずつ綺麗になっていくのでした。

「中毒」上演とフェデリコとの再会

「中毒」の舞台が始まります。小さな劇場でシンプルな舞台ですが観客は満席です。アルベルトは1人芝居を始めます。内容は若いゲイの男性同士が一緒に住み愛し合いますが、片方が精神的に大きなダメージから立ち直れずに破局するストーリーです。

観客で1人涙を流して観ていた男性がいます。舞台がはけた後、男性は楽屋を尋ねアルベルトに話しかけます。自分はフェデリコと言い、以前サルバドールやアルベルトと仕事をしていたこと、そして、「中毒」のモデルは僕だろうということ。

アルベルトはサルバドールに電話をかけ、「中毒」のモデルのフェデリコが来たと伝えます。フェデリコの来訪を予期していなかったサルバドールは激しく動揺しますが、アルベルトに聞いた携帯電話の番号に電話します。フェデリコは明日マドリードを離れるため、サルバドールは「今夜家に来ないか?」と誘います。「もちろん、近くにいるから今すぐにも行ける」とフェデリコは答えますが、サルバドールは「シャワーを浴びるため少し時間が欲しい」と言います。

思わぬ展開に興奮したサルバドールは、気持ちを落ち着かせるためヘロインを吸おうと考えますが、ドラッグでハイになった姿をフェデリコに見せたくないと思い、やめることにします。フェデリコがサルバドールの家にやってきます。

2人は懐かしそうにハグし、フェデリコは感慨深げにサルバドールの部屋のインテリアや美術品を褒めます。実はフェデリコとサルバドールの2人は、30年前、同性同士でつきあっていて同棲していました。別れた後にフェデリコは南米に移住し、久しぶりにマドリードに所用で立ち寄った際に、以前2人で住んでいた部屋のあたりを散策しているうち、「中毒」のポスターを見て観劇したのでした。

2人はワインを飲みながら歓談します。別れた後の生活について、フェデリコは南米に移住して女性とつきあい結婚し、義父のレストランを継ぎ経営し、今では2人の子供を持っていました。その後離婚していて、サルバドールに「今は誰かパートナーはいるのか?」と聞くかれ、「別の女性とつきあっている」と答えます。

フェデリコは別れた後もサルバドールの事は気にかけていて、サルバドールの作品は全て観ていて、息子がサルバドールの大ファンだと告げます。「君に会ったことを伝えたら息子は喜ぶよ。今度南米に来てくれ」とフェデリコは言い、サルバドールも喜びます。

フェデリコがホテルに帰ることになり、2人は玄関先で見つめ合います。フェデリコは「君が僕に抱いて欲しいかと、僕は聞くべきかな?」と言い、サルバドールは「君が今も僕に欲情してくれる事は嬉しいけど、やめておこう」と笑顔で答え、2人は激しくキスをして別れます。

サルバドールはフェデリコに会い以前の情熱を思い出し、また創作の道に戻りたいと決意します。ヘロインをすべて捨て、身体や心の痛みを解決したいとメルセデスに電話します。

母との関係

サルバドールはメルセデスと病院に行き、背中の痛み・頭痛や心の不安などを医師に相談します。心の不安は、亡くなった母との関係に悩んでいたことからきていたのでした。それを聞きメルセデスは驚きます。

またサルバドールは、病院に行きたくないため自己診断で市販薬を服用してきたこと、最近はヘロインを使っていたが止めることにしたと告白します。医師は、仕事を続け忙しくしたほうが心には良いこと、ヘロインを止めるために誰か常に側にいるようにすることを伝えます。

メルセデスはサルバドールが席を外した時、サルバドールは喉にしこりがあり命に関わる重病の可能性があり、そのため息が止まりそうになるほど咳き込む事があると涙ながらに医師に告げます。

ヘロインを止めるためメルセデスはサルバドールの家に住み込みます。メルセデスも夫と離婚する話を始めていてちょうど良かったのです。メルセデスはハシンタが過去使っていた部屋に寝泊まりすることになり、サルバドールが心を開いてくれ自分を信用していることを知り嬉しく思います。

サルバドールは空き缶を取り出し、中に入っていた母の遺品(靴下を繕う時使っていた木型など・伏線回収)を見て母親の事を回想します。

サルバドールは、以前母親に自分が良い息子ではなかったと言われた事にトラウマを抱いていました。ハシンタは、家が貧乏だったため行きたくなかった教会で勉強しなければならなかった事で、サルバドールが自分を嫌いになったと思い込んでいました。少年時代のサルバドールはなりたくない司祭にならされると思い込み、母親に反発していたのでした。実はそれは誤解でしたが、サルバドールは「良い息子でなくてすまなかった」と母親に謝ります。

ハシンタは、あれだけ移住の時は嫌がっていたバレンシアの村で死にたい、もう一度村に行きたいとサルバドールに頼み、サルバドールも必ず村に連れて行くと約束します。しかしハシンタは急に具合が悪くなり、そのまま病院で亡くなります。その事をサルバドールは深く後悔しており、それが心の不安に繋がっていたのでした。

少年サルバドールの性の目覚め

サルバドールは新しくオープンしたギャラリーからの招待状を目に留め驚きます。かつてバレンシアの村で、自分が勉強を教えていた職人が、しっくいの袋に自分をモデルに描いた絵があったからです。

サルバドールは少年の頃の記憶を回想します。職人は家のキッチンにタイルを貼り終え、ダイニングの椅子に座り本を読むサルバドールを、しっくいの袋に描いていきます。長く椅子に座らなければならなかったサルバドールは、暑さで失神してしまい職人にベッドに連れて行かれます。

職人はダイニングに大きなたらいを持ってきて、全裸になり汚れた身体を洗います。朦朧とした状態のサルバドールでしたが、職人の美しい裸体を横目で見ながら、性の目覚めを感じるのでした。

サルバドールとメルセデスは、招待状をもらったギャラリーを訪れ、50年前に職人が自分を描いた絵を購入します。絵の裏には職人からの手紙が書かれていました。そこには職人が、文字を教えてくれたサルバドールに感謝し、君をよく思い出すと書かれていました。

メルセデスは帰りの車の中で、「今はグーグルもあるし、職人を探してみたら?」と提案しますが、サルバドールは「もう50年も経っているし、絵が自分の手に戻ってきたことが奇跡で、それで十分さ」と断ります。

少年時代のサルバドールと母親のシーンに戻ります。カットが引かれていくと、そこは映画の撮影現場で、たくさんのスタッフと監督のサルバドールがいます。サルバドールの少年時代の回想シーンは、実は創作に戻ったサルバドールの撮影だったのです。

映画『ペイン・アンド・グローリー』の感想・クチコミ、評価・評判

映画『ペイン・アンド・グローリー』を鑑賞した私の感想と、みんなの評判です。

私の感想

私の感想としては、「個人的には間違えて観てしまった映画だけど、こういうのが好きな人は多いんだろうな」といった感じです。恥ずかしながらペドロ・アルモドバル監督をよく知らずに観てしまったので、テーマが、脚本や映画監督という創作の苦しさなのか、ゲイの目覚めなのか、恋なのか、あるいは母への想いなのか、どうも色々詰め込みすぎで全部中途半端に進んでいき、さらにラストで「このオチか・・・」とがっくりきてしまいました。

しかし色々調べたり他の人のレビューを見ていったりするうちに、この映画はペドロ・アルモドバル監督の自叙伝的な作品で、これまでの監督の作品を観て下敷きがあって、さらに、監督の嗜好やセクシャリティを知ってこそ楽しめる映画なんだなと思い直しました。はじめは、「あのラストが秀逸」とか言ってる人がいて正直びっくりしたのですが、自叙伝と思って観れば、「ああ、自分の少年時代を思い起こして映画にしているのね、さらに自分が立ち直ったことも伝えてるのね」と面白く感じるのでしょうね。

ただそうした知識がなくても、少年がゲイの性的指向に目覚めるシーン、あるいは天才監督を取り巻く人々の感情や行動(メルセデスやアルベルト)は良かったですね。また、インテリアや絵画の色彩感が素晴らしくて、スペインだからなのかと思ってましたが、これもこのアルモドバル監督の特徴のようです。

ただ、いずれにしても結論としては観る人を選ぶ映画だとは思います。

みんなの評価・評判・クチコミ

映画『ペイン・アンド・グローリー』の評価・評判ですが、以下のようになっています(2020年6月19日現在)。

映画.com Filmarks映画 Yahoo!映画 シネマトゥデイ
3.4 3.8 4.00 4.0

なかなか評価が高いですね。

クチコミの中でポジティブな意見としては、ペドロ・アルモドバル監督の脚本や色彩感、主演アントニオ・バンデラスの老練な演技力を称したものが多かったです。

一方、ネガティブな意見としては、ほとんどありませんでした。そもそもペドロ・アルモドバル監督ファン以外は観ないたぐいの映画だったからかもしれません。

映画『ペイン・アンド・グローリー』の制作陣

https://twitter.com/PainandGlory_jp/status/1243360220203462657

映画『ペイン・アンド・グローリー』の制作陣です。

製作スタッフ

製作

製作(プロデュース)はアグスティン・アルモドバル、監督ペドロ・アルモドバルの実弟です。2人でプロダクションを創業した時からタッグを組んでいます。

監督・脚本

映画『ペイン・アンド・グローリー』の監督・脚本は、ペドロ・アルモドバルです。スペインを代表する映画監督で、『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などが体表作になります。

ゲイを公表していて、本作にも出演するアントニオ・バンデラスやペネロペ・クルスなど、スペイン語圏の俳優をよく起用することで知られています。

出演俳優・キャスト

  • サルバドール(アントニオ・バンデラス)
  • 若いハシンタ(ペネロペ・クルス)
  • アルベルト(アシエル・エチェアンディア)
  • フェデリコ(レオナルド・スバラーリャ)
  • メルセデス(ノラ・ナバス)
  • 老女のハシンタ(フリエタ・セラーノ)

映画『ペイン・アンド・グローリー』の俳優・キャストとしては、このあたりが主要メンバーになります。

なんと言っても本作の演技により、カンヌ映画祭で主演男優賞を獲得した、アントニオ・バンデラスの演技が素晴らしいですね。クリエイターとしての矜持を持ち創作に苦しみ、また、ゲイとしての恋に悩み、肉体的な苦しみから免れるためにヘロインに溺れながらも、ギリギリのところで踏ん張る主人公を好演しています。

こんな渋い俳優だったんですね・・・。正直『デスペラード』のイメージが強くて、ジャン=クロード・ヴァン・ダム的な肉体俳優かと思っていましたが、全然そんなことないんですね。ハリウッド作品とは異なり、スペインではデビュー作がアルモドバル作品で、それ以降常連として作家性の強い作品に出演しているようです。

あと個人的にはメルセデス役のノラ・ナバスも良かったです。マネージャーとして、天才クレイエイターの我儘さに呆れながらも、その才能を誰よりも認め、創作をサポートし、人間としても愛する役をうまく表現していました。あまり日本では知られていないですよね?こうした素晴らしい俳優の演技を観れるなら、スペインの映画ももっと意識的に観ようとしたいと思いました!

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